「将来はゲーム開発の仕事がしたい!」
ゲームクリエイターの職業は、小中学生の「将来なりたい仕事ランキング」の上位にランクインしています。
私が子供の頃にも将来ゲームクリエイターになりたいと言っている男の子はいましたが、最近では女の子にもゲームクリエイターの仕事は人気があります。
女の子もプログラム学習をするべき?【小学生向き】おすすめプログラミング
子供がゲームに興味を示しているのであれば、Unityの勉強をさせてみるのがおすすめです。
そして、そんな子供の夢を応援するためには、保護者がUnityへの理解を深め、子供の勉強をサポートしてあげることが重要になってきます。
この記事では、ゲーム開発の現場でも使われる「Unity」について紹介していきますね。
10歳(男の子)と6歳(女の子)の二児のパパ。
職業はフリーランスのプログラマー兼システムエンジニアです。
自分の子供たちに教えるだけでなく、近所の小学生向けにプログラミング教室を経営中。
子供へのプログラム教育経験に基づき、子供のプログラミング教育のリアルな声をお届けします!
Unityとは?
Unityとは「ゲームエンジン」の1つです。
ゲームエンジンとは、ゲーム開発で使用する共通の部品集のことで、簡単に言うと「効率良くゲームが作れるツール集」です。
Unityを使えば、ブロック崩しなどの簡単なゲームなら、子供でも半日で作ることができます。
Unityは開発できるゲームのジャンルが広く、2Dにも3Dにも対応しているので、他のゲームエンジンより人気が高くなっています。
皆さんが遊んだり、名前を聞いたことのある有名ゲームの中にも、Unityを使って開発されているゲームが沢山あるんですよ。
Unityを使って開発されているゲーム
Unityを使って開発されているゲームのなかには、
- 白猫プロジェクト
- ポケモン Go
- ドラゴンクエストVIII(スマホ版)
上記のような有名ゲームも挙げられます。
Unityは「ゲームエンジン」なので、ゲーム開発の現場を中心として使われていますが、他にも建築業界のVRアプリ開発などにも使用されています。
Unityは無料で使える
Unityは誰でも無料で使うことができます。
Unityのプランは、下記の3種類準備されていて、
- Personal(無料)
- Plus(有料)
- Pro(有料)
もちろん有料版の方が機能が豊富なのですが、無料のPersonal版でも、子供がUnity学習できる十分な機能が備わっています。
PlusやProなどの有料版は、無料版のPersonalの機能に物足りなくなってからバージョンアップするのがおすすめです。
ゲームを作るにはプログラミング言語の知識も必要
Unityは、あくまでも「ゲームエンジン」ですので、いわゆる「プログラミング言語」とは別物です。
プログラミング言語の知識がない人でも、Unityだけを使って簡単なゲームを作ることはできますが、オリジナルのゲームや細部までこだわったゲームを作るためには、プログラミング言語の知識は欠かせません。
小中学生がゲーム開発の勉強を始めるなら、まずはUnityで簡単なゲーム開発を経験し、徐々にC#などのプログラミング言語を学習するのがおすすめです。
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子供がUnityを学習するメリット
ここからは、子供がUnityを学習するメリットを紹介していきます。
創造力と論理的思考を鍛えられる
ゲーム開発をすることで創造力が鍛えられますが、特にUnityの場合、3Dゲームの開発ができるので、より創造力を鍛える訓練ができます。
また、プログラミング言語やオブジェクト操作を実践的に学べるため、論理的思考も鍛えられます。
Unityを学習することで、Unityだけではなく、一般的なプログラミング学習で得られることも同時に習得できるのが大きなメリットです。
ゲーム開発の経験が自信に繋がる
ゲーム開発によって得られる達成感は、子供の自信に繋がります。
さらに、Unityで開発したゲームは、GooglePlayやiTunesストアに公開することができるため、公開までできれば、さらに大きな自信へと繋がるでしょう。
開発したゲームを不特定多数の人に公開することは、ゲーム開発した子供本人の貴重な経験になります。
プログラミング言語の知識も増える
Unityでオリジナルゲームを作る過程で、プログラミング言語の知識が身につきます。
プログラミングの知識やスキルは、ゲーム業界だけでなく将来的に様々な分野で必要になるスキルですので、身につけておいて損はありせん。
ゲーム業界への就職に強くなる
Unityはゲーム業界の第一線で活躍しているゲームエンジンですので、Unityの知識や経験があれば、ゲーム業界への就職に非常に有利になります。
学歴なども重要ですが、Unityでの開発経験があるような「即戦力になる人材」は現場でとても重宝されます。
子供がUnityする際の注意点
Unityはプロも使用するゲームエンジンなので、多くの機能があり、子供に無計画な状態で触らせても面白さや便利さは理解できません。
面白いと感じられなければ、結果、子供が継続してUnityを勉強しなくなるでしょう。
ここでは、子供がUnityをするときの注意点を紹介していきます。
Unity学習は小学校高学年以上がおすすめ
Unityの勉強を始めるのは、小学校高学年以上になってからがおすすめです。
Unityでゲームをつくる時には、x軸・y軸・z軸などの座標や計算が必要になります。
子供がUnity以外の部分の学習挫折してしまわないよう、ゲーム開発に必要な基礎学力がついてから始めることが大事です。
小学校低学年のお子さんなら、ビジュアルプログラミングやロボットプログラミングの勉強から始めるのがおすすめです。
書籍やプログラミングスクールで学習する
保護者の方がUnityに詳しい場合は、子どもに直接勉強を教えてあげるのが最良です。
しかし、保護者がゲームやITに疎いご家庭なら、書籍やプログラミングスクールを利用して学習することをおすすめします。
Unityは直感的に操作ができるようにつくられていますが、設定などを変更することで、どのような変化が出せるかは知識がなければ分かりません。
Unityの様々な機能を書籍で順序立てて勉強したり、有識者から学べるプログラミングスクールで学ばなければ、面白さに気づけず、途中で学習をやめてしまう可能性が高くなってしまいます。
まとめ|ゲーム好きの子ならUnity学習に損はなし
Unityの学習は簡単ではありませんが、ゲームクリエイターなどゲーム開発の仕事に興味がある子供なら勉強をはじめておいて損はありません。
ゲーム開発の学習を通して得られる論理的思考は、どんな職業に就く場合も決して無駄になりませんし、習得できるスキルの高さ、将来性を考えてもUnityを勉強するメリットは沢山あります。
ゲーム開発学習では覚えければならないことが多いので、子供のペースに合わせて徐々に勉強させてあげるのが成功の秘訣ですよ。
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